基礎代謝量ってなに?
基礎代謝量 = 基礎代謝基準値(kcal/kg体重/日) × 体重(kg)
基礎代謝基準値(kcal/kg体重/日) = 体重1kgあたりの基礎代謝量の代表値
基礎代謝量とは、快適な室内等における安静時(早朝空腹時)の代謝量から計算される一日の消費カロリーのことです。
基礎代謝基準値(kcal/kg体重/日)は、性別・年齢によってその代表値が決められています。
身体活動レベル指数と推定必要エネルギー量
レベルⅠ 低い |
生活の大部分が座位で、静的な活動が中心の場合 |
レベルⅡ 普通 |
座位中心の仕事だが、職場内での移動や立位での作業・接客等、あるいは通勤・買物・家事、軽いスポーツ等のいずれかを含む場合 |
レベルⅢ 高い |
移動や立位の多い仕事への従事者。あるいは、スポーツなど余暇における活発な運動習慣をもっている場合 |
日常生活の身体活動レベルによって、1日に必要なエネルギー量は変わってきます。
推定必要エネルギー量(kcal/日)= 基礎代謝量 × 身体活動レベル指数
BMIってなに?
BMI = 体重(kg) / (身長(m)× 身長(m))
BMIとは、Body Mass Index(体格指数)の略称で、身長と体重により算出されるこの値は「肥満度を示す指数」です。
標準基準値は18.5~24.9
BMIは、この基準値を超えてしまうと「肥満」という事になりますが、基準値内では、「22」の時に最も病気になりにくくなります。
肥満度が高くなると、生活習慣病(糖尿病、高血圧、高脂血症)の確率が高くなります。
GIってなに?
GIとは、Glycemic Index(血糖指数)の略で、食品がどれくらいの速さで血糖値の上昇を引き起こすかについてその食品に割り当てられた値です。
ブドウ糖(グルコース)を摂取した時の血糖値上昇率を100として、相対的に表されています。
食事をすると「血糖値が上昇」するのですが、この血糖値の上昇の速さは、食品のGI値によって異なります。GI値が高い食品ほど血糖値の上昇が急激になり、その結果、インスリンが働きグリコーゲンなどが体に蓄えられることになります。つまり、太るのです。
食品のGI値は、その食品の糖質量や消化の速さなどで決まっています。
ただし、同じ食材でも、生のまま、茹でたまたは焼いた場合などでGI値は異なります。
また、インターネトで表示されているGI値もサイトによって異なっています。
そこで、どのサイトのGI値を参考にしたらよいか迷うのですが、ここでは次の二つの外国のサイトを推奨しています。
ハーバードヘルス出版のGlycemic index for 60+ foods(60以上の食品の血糖指数)
シドニー大学のSearch for the Glycemic Index(血糖指数検索)
両サイトとも英語で書かれていますが、Google Chromeの「日本語に翻訳」機能を使って見てください。シドニー大学のサイトでは、GI検索のほかGIについて詳しく記述されています。